女性特有の悩み「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」を改善するために

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どのような病気なのか

多嚢胞性卵巣症候群とはどのような病気か、検査の方法や診断の基準について説明します。 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とはどのような病気か卵巣の中には、卵胞という袋状の構造がたくさんあり、1つずつの卵胞の中に卵細胞が包まれています。

排卵が正常な場合、卵胞の中で卵細胞がすくすくと成長。約2cm程度の大きさになると卵胞が破裂して、卵胞中の液体とともに卵細胞が卵巣の外に排出されます。

ところが、この排卵が正しく行われず、妊娠しにくくなり、「不妊」の状態に陥ってしまうことも。その一つが、多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)と言われる病気です。英語の「Polycystic ovary syndrome」を略して「PCOS」または「PCO」とも呼ばれています。生殖年齢にある女性の5%程度に見られ、不妊原因の20%を占める現代女性に増加傾向の病気でもあります。

この病気は、卵巣の表面が硬く厚くなることで排卵が行われず、卵巣内に卵胞がたくさん溜まってしまう「多嚢胞性卵巣」という状態になることに加え、以下の3点を満たすことで、はじめて「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」と診断されます。

  • 排卵しづらい、あるいは、排卵しないという月経異常を伴う
  • 血中男性ホルモン値が高い
  • LH(黄体化ホルモン)値が高い

PCOSの症状は、みな一様ではなく、肥満や内臓脂肪過剰の他、毛深くなるなどの男性化傾向が見られたり、インスリンの効き目が悪くなって、糖や脂質の代謝に異常をきたすインスリン抵抗性になるなど、男性ホルモン値が高くなることによる弊害が出てくることも多々。そのメカニズムは、とても複雑といえます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の検査方法と診断基準

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とはどのような病気かPCOSかどうかを見極めるための検査には、主に2つの方法があります。血液中のホルモン検査ホルモン負荷試験を行う方法と、卵巣の超音波検査で卵巣の状態を確認する方法です。

その他に、腹腔鏡下手術で卵巣のごく一部をとって顕微鏡検査をする方法もあります。 

血液検査では、血液中のLHとFSHホルモン濃度を調査。PCOSの場合、LH(黄体化ホルモン)がFSH(卵胞刺激ホルモン)より多いという結果になることが多く、男性化徴候の原因でもある男性ホルモン(テストステロン)もしばしば増加していることが診とめられます。

また、卵巣の超音波検査をすると、通常卵巣内に1つ程度しかないはずの卵胞が、10㎜程度の未熟な大きさのままたくさん見られ、卵巣の外側に1列に並んでいます。その様子が、真珠のネックレスのようにつながって見えるため、「ネックレスサイン」と呼ばれます。なかなかそれ以上大きくならないという特徴を持っているので、そのような状態の場合、多嚢胞性卵巣症候群と診断されます。

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多嚢胞性卵巣症候群の改善ガイド